永田屋社員座談会

永田屋での役職者ならび活躍社員を交えて、社内の雰囲気を伝えてもらいます。

Speakers

座談会参加者

野村 新之介

野村 新之介

  • 葬祭部
  • 中途採用
  • 2007年入社
入社後のキャリア
・葬儀の知識を得る為に沢山の本を読んできた。
・ルールが曖昧だったり、属人性が高い事を書面にして見える化してきた。
・職人気質が強い社風だったが、協力し合うという事を言い続けてきた。
・会社と社員の架け橋としての関係構築をしてきた。
・様々なマニュアルを作成してきた。
・常に自分の仕事を振り返り自分の受注、施行、営業スキルを磨いてきた。
・育成を最前線でやってきた。
・部下を大事にしてきた。
・部署間の繋がりを強化してきた。
・理念経営を推進する為に、会社の考えと自分の考えを擦り合わせてきた。
現在
・社長の想いの代弁。
・マネジメントの勉強。
・商品開発&業務改善&仕組み作り。
・採用面接官の勉強。
・育成ができるスタッフを増やす。
・マニュアルを基にした育成の基準作り。
・主任⇒課長を目指す人の育成。一般社員⇒主任を目指す人の育成。
長岡 修

長岡 修

  • 営業部 兼 アフターサポート部 兼 総務部
  • 中途採用
  • 2012年入社
学生時代にとりくんでいたこと(部活・サークルなど)
大学時代は経営の勉強をして、経営者になるという夢をかなえたいと思っていた。アパレル販売業のアルバイトでは、トップクラスの売り上げを部門で確立した、その当時から販売マニュアルを自分で非公式ではあるが作成し後輩にそのスキルを伝授していた。
入社後のキャリア
以前から関心のあった葬儀業界にチャレンジしようと転職を決意し地元に戻る
現在
現在、営業部部長 兼 アフターサポート部部長 兼 総務部部長 兼 採用担当としても活躍する
弦巻 真須美

弦巻 真須美

  • 葬祭部
  • 中途採用
  • 2013年入社
学生時代にとりくんでいたこと(部活・サークルなど)
自分探しと言えばカッコいいのですが、興味のあることには時間を惜しまない生活を送っていました。特に資格取得は自動車免許の他にも、英検、秘書検定、英文タイプ検定、趣味の華道、茶道、着付けの資格までいろいろチャレンジしました。
入社後のキャリア
・入社~1年3ヵ月 式のアシスタントパート
納棺師としてデビュー
・1年4ヵ月~ パートから社員へ…葬祭部初の女性正社員、なるほど教室講師
・正社員4年~ 採用担当
・5年~ 葬祭部主任
・9年~ 葬祭部課長
現在
・葬祭部課長 兼 採用担当
・新卒指導員 5 名
・なるほど教室講師(主にイベント時)
数井 博史

数井 博史

  • アフターサポート部
  • 中途採用
  • 2011年入社
学生時代にとりくんでいたこと(部活・サークルなど)
高校時代に友人とバンド活動を始めていたので、大学生活でも同様に行いたかったので、ハワイアン研究会というバンドサークルに所属してドラムを担当しました。その時に組んだメンバーとは現在も中の良い友人関係を続けています。また、「クレアーズ」というアクセサリーショップでアルバイト(接客)の経験をしたことで、人と接することの楽しさを知り接客業への興味が高くなりました。
入社後のキャリア
35歳で永田屋に入社をして、「人の役に立ちたい・社会貢献をしたい」という気持ちを持ち葬祭部に所属をしました。間もなく1年になるという前に、社長より仏壇部の店長というポストへの打診を頂きチャレンジすることを決めました。仏壇部の仕事は「供養の価値を伝える」葬儀後のお客様にとって大切な仕事であり、お客様からも感謝される大変やりがいのある仕事です。葬儀後のアフターサポートを行い、お客様へ「供養の価値」をしっかりお伝えすることで、仏壇・位牌などの仏具用品の必要性を感じて頂き、それぞれのお客様のニーズに合った商品を提案販売しています。
現在
次期店長候補の育成とスタッフの育成に力を入れて取り組んでいます。

永田屋に入社を決めた理由・魅力に感じている理由

野村 新之介

2007年

私自身が相模原で生まれ育ってきて、葬儀社で働こうと思った時に「永田屋」という葬儀会社しか知らなかった。言い換えれば「永田屋」だけは知っていたから入社を決めました。
永田屋は地域密着の会社で、地域の方々からとても信頼されていて必要とされている会社だと思います。そんな会社で働くことに誇りと魅力を感じています。
また、お客様満足を追求した葬儀品質と日本一の葬儀社を目指している会社はそう多くはないと思いますし、社員一人ひとりの成長が重要と考えている会社なので、自分自身が社会人としても人としても成長できる会社という点も魅力です。

長岡 修

2012年

葬祭業は以前から関心がありました。その理由としては小学校6年生の時に同級生、一番の友人を亡くしたのがきっかけで、それが初めての葬儀の体験でした。
永田屋に入社を決めた理由は、地元で葬儀社というと永田屋しかピンっとこなかったです。それほど歴史のある、地域に精通した葬儀社でした。前職は全国転勤があり、転勤がないことにも魅力を感じましたね。もっとも魅力に感じているところは、田中代表の誠実な人柄、そして永田屋が大切にしている価値観が素晴らしかったことです。具体的には、葬儀という仕事は人の命の大切さを教え、人のために尽くす気持ちを育て、自分を成長させてくれる究極のサービス業であるという永田屋の考え方や永田屋のビジョンにも共感したからです。
そして、お題目として「経営理念」を掲げているのではなく、それを日々実践していくんだと強い代表の想いを感じました。
その価値観のもと働くことができたら、自分が成長できるイメージが湧きました。そして、本当に人の役に立つとはどういうことか実践できる気がし、どこか自分の人生も見つめ直せる、とてもやりがいのある環境だと思った位でしたね。

弦巻 真須美

2013年

義理の母が永田屋のことを知っていて勧められたのがきっかけとなりました。私は最初、式のアシスタントのパートとして応募したのですが、実際に面接を受けた時に、当時常務だった今の田中大輔社長が「即採用です。弦巻さんの返事をお待ちしています。」とおっしゃってくださり、驚きと嬉しさの反面不安がありました。そこで永田屋の取引先の一つの返礼品屋さんの社長と以前から知り合いだったので永田屋についてお聞きしたところ、太鼓判を押してくださったのも入社を決めた理由です。
入社後1年あまりが過ぎた頃に、子供も小学校高学年になったので、社員として就職したいと思い常務(田中社長)に相談したところ「弦巻さんは永田屋のことが好きですか?そうだったら永田屋で社員になりませんか?」とおっしゃっていただき、その場で「ありがとうございます。よろしくお願いします。」と言った感じで、社員にしていただきました。
このように、永田屋は自分が頑張れば認めてもらえる環境があり、先輩と後輩、さらには上長や社長までもがしっかりと意見を交換し合える風通しの良い会社であることは、とても魅力的だと思います。

数井 博史

2011年

前職では販売職10年目のキャリアとなり、リーダー職を任されていた時でした。そんな時、2011年3月11日に東日本大震災を経験し、多くの人々が突然亡くなり、多くの家族が大変な悲しみを背負うというニュースを、毎日のように目にしました。また同僚の中には現地まで行ってボランティア活動を行っていた人がいました。
また一方で、私の母親は長年地域社会でボランティア活動を行い、NPO法人を立ち上げて活動をしています。そんな環境の中で社会貢献活動や人の役に立つ仕事をしたいと思うようになり、葬儀の仕事に興味を持ち転職を決めました。

仕事を通じて必要と感じる考え方・スタンスはどのようなものだと思いますか。

野村 新之介

2007年

「葬儀のプロとして家族の一員のように関わる」
ご遺族の立場に立って考えた時、非日常的な出来事である「葬儀」のプロが家族や親しい友人にいたらとても安心感があるだろうと思っています。
ご遺族から家族の一員として受け入れてもらえるように心がけています。
お互いが家族の一員というスタンスでいると、遠慮という概念がなくなりご遺族は自分たちの意見や要望をはっきり口に出してくれますし、我々も葬儀のプロとしてご遺族に後悔をさせない為に、ご遺族にとって最適な提案を遠慮なくする事ができます。
その関係性がより良いご葬儀を実現できる事につながると思います。
その様なお客様とは、仕事以外でも連絡を取るようになりますし食事に誘われたりもします。そのような関係性を築いて保っていく事が、ご遺族の今後のご葬儀や供養の不安や心配事を解消することになると思っています。

長岡 修

2012年

考え方として、常に永田屋が大切にしている価値観、アファメーションを土台として、日々実践していこうとする意識、そして、行動レベルに拡張していく。そしてそれが自分の成長になり、それに比例してお客様に貢献できるという考え方。自分の成長なくしてお客様への貢献はなかなかできません。現在、私はプレイングマネージャーとして、日々、育成から、施設営業、企画営業まで業務は多岐にわたります。その中でも、共通しているのが、目的目標を意識することです。誰の為に、何の為に、なぜ、その業務を行うのか。それを意識することで、ブレずに業務が出来ます。目的が無ければ、ただ単に作業になってしまいますから。
入社当時は、目標はあっても、目的がありませんでした、なのでお客様宅へ行った際も、自分本意でした。しかし、永田屋の目的を大切にする考え方から、学ぶことも多く、目的が何よりも大切だと気付かされました。

弦巻 真須美

2013年

大切な家族の「死」を目の当たりにされた方と接しなければならないので、なんと言っても包容力は必要だと感じています。お客様の考えや意見はまず全て受け止め、その上でただ言いなりではなく葬儀のプロとしての提案をしていくことが私たちの仕事だと思っています。
そのためには葬儀の知識はもちろんですが、お客様が言葉にされないご要望を見抜く洞察力、観察力なども不可欠です。その中でもアファメーションブックの中にある「もうひとりの家族のような温かみのあるおもてなし」はお客様と接する上での自分の判断軸です。
目の前のお客様が自分の親だったら、兄弟だったら、子供だったら…どのように接するかは常に考えています。
実際の葬儀の時には、他のご家族の手前自分の要望を言い出しにくい表情をされる方がいらっしゃいます。そのような場合にはその方だけにそっと伺ったり、自分がその方のご意見を代弁するときもあります。家族と家族の間に立って、揉め事を避ける防波堤のような役割を担うこともあり、人間的にも成長できると思っています。

数井 博史

2011年

以前に、位牌を販売するスタッフから、お金が無いというお客様には価格が安い商品しかすすめられないと言われました。しかし、「位牌には故人様の魂が宿るもの。言うなれば故人様そのものです。」「故人様への最後のプレゼントとして選んで差し上げて下さい」「これから毎日供養が終わる33年間手を合わせて目にするものです」「一度用意したら買い替えることはあまりありません」といった情報をお客様に伝えてから案内をして下さい。とスタッフに伝えたところ客単価がUPしました。
お客様が、そこにお金をかける価値を見出し、良いものを選んで良かったと満足して頂けたと思います。価格が高いものにはその価格に見合った価値があり、その価値についてしっかりと情報を伝えることが商品を販売する上で必要だと考えています。
高いものを売ることは、利益を上げる為の押し売りであるという考えでは無く、お客様にとってより良いもの(価値の高いもの)を提案してお客様満足度を高めたいと考えています。また、正しい供養の仕方(法要・お盆)を伝えることについても同様に、お客様が後から知って「やっておけば良かった」と後悔しないようにしっかりと情報を伝えることが使命だと考えています。

永田屋での仕事で理念の重要性を感じたポイントを教えてください。

野村 新之介

2007年

「葬儀のプロとして家族の一員のように関わる」というのは、私の考え方として持っていますが、組織人としては自分の考えだけで仕事はできません。
また、部署の責任者という立場でメンバーのマインド教育をする際にも会社の方針や考え方を軸にメッセージする必要があります。
理念経営を推進している永田屋の基本方針には「もうひとりの家族のような温かみのあるおもてなし」や「ご葬儀後の供養を通してお客様の負担を取り除き、良い関係を保ち続けます」という事が書かれています。
会社としてこのような基本方針が明確になっているので、その方針を軸に私の考えを交えて話すことができるのでマインド育成にも一貫性がうまれます。
理念がないと個人個人の考えが飛び交い会社としての一体感がうまれなくなります。

長岡 修

2012年

目標はあっても、目的がない。なので、お客様宅へ訪問した際もプレゼンテーションをしている際も、結局この活動は、誰の為に、何の為に、なぜやっているんだろう。この業務は本当にお客様の為になっているのかな?と疑問に感じてしまうことがありました。そんな自分の弱さを克服できたのは、永田屋の目的、それが永田屋の経営理念でした。
常にそこに立ち返ることによって、はっとさせられる。自分をセットアップできるようになってきました。
それからというもの、お客様に伺う前に、何を目的として行くのか、そして今日の目標は何か常にセットアップして行くようにしました。
すると、目的からの一貫した実践が出きる様になった。迷いがなくなり、成果もついてきました。一番は自信がつきましたね。

弦巻 真須美

2013年

自分自身が判断に迷ったとき、どのように行動をして良いのか迷ったときなどはアファメーションブックに立ち返り、永田屋の理念に沿って考えるとどうなるのか?という考え方をするようにしています。
今現在新卒社員の採用と育成に携わらせていただいていますが、特に育成に関しては自分に迷いがあると、指導される側にも迷いが生じてしまうので常に判断の軸はブレないように気を付けています。
その他にも、式のアシスタントのパートさんからお客様対応などで相談を受けることがあるのですが、そういう時にも会社の理念が全て書いてあるアファメーションの文を引用して、どのような対応をしていけば良いのかをお伝えしています。

数井 博史

2011年

「葬儀を通じて人の役に立ち、地域社会に貢献します。」「ご葬儀後の供養を通してお客様の負担を取り除き、良い関係を保ち続けます。」
永田屋で働く従業員全てが同じ考え方(理念)を持つことで、全てのお客様の満足度が上がると考えます。

永田屋で活躍するためにどのような人財としての素養が必要だと思いますか?

野村 新之介

2007年

「誠実」
理念を理解し、理念に沿ったアドバイスを素直に聞いて素直に行動に移せる誠実さを持った人財が今後の永田屋を背負っていく人財。

「勉強好き」
自身で主体的に勉強やトレーニングをして永田屋の品質を維持向上していく人財。

「プラス思考」
葬儀の仕事は心身ともに大変な仕事です。
どんな状況においても、プラス思考で自分自身の仕事に意義付けや意味付けができて葬儀の価値を社会に伝えられる人財。

長岡 修

2012年

自分自身が、永田屋の葬儀を通じて、どの様な貢献をしていきたいのか、そしてその為には、どの様なチャレンジが必要なのか、何をしていきたいのか、その観点が大切だと考えています。その自分自身のこだわりを継続して、その想いを達成したいという「達成マインド」が必要だと思います。永田屋には、自己実現の舞台があります。

弦巻 真須美

2013年

誰かの役に立ちたいと思う貢献の心があり、自分の言ったことを行動に移せる誠実さを持ち、いろいろな人とつながりを持てるコミュニケーション能力が高く、常に目標をもってそれに向かって勉強を続けて達成するというマインドの持ち主こそが永田屋の理想の社員像だと思います。

数井 博史

2011年

人や社会の為に貢献したいという想いと、古くから伝わる日本の宗教儀礼(伝統文化)を後世にしっかりと伝えて行きたいという想いを強く抱いている素養が必要だと思います。